災害時の通信手段としてのPHS
災害時に強いのはPHS!
複数の基地局でカバーする多重構成
携帯電話は1つの基地局で多数のユーザーを収容するマクロセル方式、PHSは小さなセルの多重構成でエリアをカバーするマイクロセル方式を採用。PHSのマイクロセル方式なら、1つの基地局が倒壊しても、付近の基地局が通信をカバーします。
非常時に威力を発揮する大容量ネットワーク
PHSネットワークは、定額制データ通信サービスや音声サービスを提供できるほどの帯域を確保しています。これにより、容量不足を理由に通信規制される可能性が低減。実際、通信量が通常の70倍以上に増大した際にも対処した実績があります。
同時アクセスに強い分散型システム
1つの基地局あたりのカバー半径が小さいPHSネットワークは、通信が集中した際にトラフィック分散しやすいのが特徴。1つの基地局のみにアクセスを集中させることなく、一帯をカバーしている基地局のなかから空いている局を検出してつなぎます。
 
マイクロセル方式 [PHS]
マクロセル方式 [携帯電話]
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エリア・通信規制対応・操作性・携帯性・コストパフォーマンスで選ぶなら
災害時の非常用通信手段には、つながりやすさはもちろんのこと、余計な荷物にならない携帯性が求められます。また、通信規制がかかりにくいこと、操作が簡単でイザというときに使いこなせること、そして、平常時の維持・管理コストをできる限り抑えることも重要です。
エリア・通信規制対応・操作性・携帯性・コストパフォーマンス比較
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防災コラム
つながらない?!災害時の通信手段のお話つながらない?!災害時の通信手段のお話
"災害時の通信手段"
これはかねてから課題とされてきました。
2011年3月11日に発生した東日本大震災の際に、衛星電話や無線機は別として、一般に普及し日頃から使用されている通信手段で、
日頃と変わらず使用できたのはPHSでした。
つながらない?!災害時の通信手段のお話
災害時に必要なことは、まずは身の安全確保、次に連絡。
危険な場所から安全な場所へ避難し、自らが被災しないことが最優先です。
次に多くの人が考えることが、何が起こったのか、その情報収集や、自分や家族、関係者の安否確認や連絡。
しかしここで問題になるのが、災害時の通信手段の確保です。

災害時には電話は混雑してつながらない!
誰もがそのような困った経験をしています。
2011年3月11日東日本大震災の際にも一斉に多くの人が連絡をとろうとするために、通常の50倍から60倍もの通話量に急増しました。
そのために通信設備が混雑して、電話がかかりにくい状態になります。
通信会社は緊急時優先電話の通話を確保する必要があり、そのために一般の通信を規制する輻輳(ふくそう)制御を行います。

PHSは日頃のように通話できた。
そのような経験も多く聞かれました。
津波被害を受けた地域や、建物倒壊や停電している地域では、衛星電話や無線機のように基地局を必要としない特殊な通信手段に頼るしかありません。
しかし、被害のない地域でも、一斉に電話の利用が増えることでかかりにくくなり、通信手段の確保は大きな課題となっています。
その中で、通信方式の異なるPHSは、通話混雑の影響を受けにくく、被害のない地域では日頃のように通話することができました。

マイクロセル方式のPHS。
携帯電話の通信方式であるマクロセル方式は、電波が強く、ひとつの基地局が広いエリアをカバーしています。
ゆえに、その基地局が停止すると、そのエリア全体が通信できなくなります。
また、ひとつの基地局のカバーエリアが広いために、同時アクセスによる負荷が集中しやすくなります。
PHSの通信方式であるマイクロセル方式は、電波が弱く、多くの基地局が重なり合ってエリアをカバーしています。
ゆえに、ひとつの基地局が停止しても、近くの他の基地局でカバーしやすい方式となっています。
また、多くの基地局でエリアをカバーしているため、同時アクセスによる負荷も分散しやすくなります。

災害時の通信手段としてのPHS。
通信規制がかかりにくいこと、操作が日頃から慣れていて容易であること、軽く携帯性が優れていること、省電力で通話時間が長いこと、
など災害時の通信手段としてPHSは適していることに注目が高まっています。


つながらない?!災害時の通信手段のお話
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